新年を迎えるたびに契約を更新することとその契約内容を学ぶ。
聖書66巻を通じて、年末・年始についての言及は少ない。年が改まる、と言っても去年、今年、格別の意味を認められないからではないか。
しかし何事によらず例外は存在するものだ。
詩編には、その序詞に『新年』の語が見出される。
いつの時代であるか不明であるが、年ごとに王と家臣・国民が契約を更新するもの。
新年祝賀、神讃美、神との契約、
「神との契約」とはどのようなものであるか。
契約は対等な両者が信頼を以ってする行為
契約を現代の用語と考えやすいだろう。ところがはるかな昔からのもの。
近代フランス、社会契約論はルソー、
古代ローマすでに為替・手形・信用状が存在した。
封建時代には暗黙の契約、武士の一言の重さ。
旧約ではアブラハムの契約。言葉によるもの
モーセの契約、律法という言語、文書によるもの
エレミヤ、その人となり、神の真実
新しい契約を神が与える。
これは儀文ではなく、心に刻み付けられ刻印されるもの。