玉出教会は日本基督教団（日本キリスト教団）に所属するプロテスタントの教会です｡
　今から100年以上もさかのぼる明治の中頃、アメリカから来日したディサイプルス(※1)派宣教師によって1902(明治35)年に天王寺基督教会が、 　次いで1914(大正3)年に玉出基督教会が設立されたのが始まりです｡
　1945(昭和20)年3月の大阪大空襲により、天王寺教会の会堂､ 牧師館の消失により､ この二つの教会は1947(昭和22)年に合併し、今の玉出教会となりました｡ 1951(昭和26)年に阪堺電車沿いの現在地に礼拝堂を建築、 町の中にありながら緑に恵まれた教会として親しまれています｡　

※1：「ディサイプルス」　…　英語で”キリストの弟子たち”を意味します。

年	月	天王寺教会	玉出教会
1899年 (明治32)	3月	ディサイプルス外国基督教伝道協会 大阪伝道開始　R･L･プルエット夫妻 川口居留地安冶川講義所開設 　 Ms．B･クローソン
1901年 (明治34)	5月	R･L･プルエット夫妻　天王寺区真法院に転居
1902年 (明治35)	5月	安冶川教会開設･天王寺教会開設
1905年 (明治38)	10月	天王寺･安冶川教会合併「天王寺基督教会」
1914年 (大正3)	3月		米国人マデン宣教師 勝間(こつま)(現西成区玉出東)講義所開設
1921年 (大正10)	7月		玉出基督教会開設 西成郡玉出町510 阪堺線「勝間」電停前
1945年 (昭和20)	3月13日	大阪大空襲　天王寺教会会堂･牧師館焼失
1947年 (昭和22)	3月9日	天王寺･玉出教会合併「玉出教会」
1952年 (昭和27)	8月	宗教法人「日本基督教団玉出教会」を設立承認(教団)