レギオンは、ギリシャ語
軍団の意味
説明しながら、理解していなかった。
この人たちはユダヤ人でしょう。とすればヘブル語を使っているはず。
アラム語。そのまま残されているものすらある。とりわけ印象的だから、と言われる。
マルコ14:36「アッバ、ホ パテール」。
アッバ、父よ、あなたは何でもおできになります。この杯を私から取り除けてください。
「しかし、わたしが願う事ではなく、御心に適うことが行われますように」。
アッバ、訳せばパテール。お父さん、と言う意味で、これがアラム語、ギリシャ語、の順になっている。
ローマ8:15、アッバ、父よと呼ぶ霊
ガラテヤ4:6「あなたが子であることは、神が、『アッバ、父よ』と叫ぶ御子の霊を、わたしたちの心に送ってくださった事実から分かります」。
レギオンは、たくさんと言う意味で用いられています。これで通り過ぎていた。
レギオンはローマの一軍団を指す。ユダヤにとって支配者、征服者、圧制者。
この悪霊は、数の多さだけではない。この男を制圧し、支配し、征服するものだ。
その意味で用いられている。
ユダヤ律法は、清い家畜と清くない、穢れた獣、生き物と区別する。清くない、穢れた生き物には触ってはならない。食用にすることは許されない。汚れは伝染、接触感染。
豚という穢れたものが失われることには鋭敏、これを惜しむ。しかし被造物であり、助け合うべき仲間の一人が失われていることには鈍感な人間。これはそのまま現代のわたしたちの姿。
石油の利権や国家の威信を求め、これを維持しようとする。対テロ戦争。USAを戦場にはしない、と国民に約束して、他の国を戦場にして滅茶苦茶にする。
戦争のために死んでゆく若者、自爆するもの、巻き込まれ犠牲になるもの。
シーア派もスンニ派もアメリカも皆同じだ。
一人の人の命の価など気にもしていない。
一人でも回復されるならば、神の御前には大きな喜びがある。
ルカ19、徴税人ザアカイ「人の子は、失われたものを捜して救うために来たのです」。